バイオコーク技研株式会社がクリーンエネルギーとして注目されている水素キャリア「水素化マグネシウム」の大型・量産化製造装置を開発~日本政策金融公庫との連携により新事業に取り組む中小企業者を支援~
バイオコーク技研株式会社は、マグネシウムと水素を結合させた水素吸蔵合金である「水素化マグネシウム(MgH2)」の製造業者で、新たにMgH2の大型・量産化可能な製造装置の開発に成功し生産コストの大幅引下げが見込まれ、次世代エネルギーとして今後の需要拡大が期待されています。
三島信用金庫(理事長:髙嶋 正芳)と日本政策金融公庫は、バイオコーク技研株式会社(社長:上杉 浩之)に対し総額2億2千万円の協調融資を行い、当金庫は令和4年7月1日に取扱開始した「さんしんSDGsサポートローン」にて融資を実施しました。
「さんしんSDGsサポートローン」は、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて取組む事業者のサポートを目的に当金庫と静岡県信用保証協会が覚書を締結し、同協会の「SDGs支援保証制度」を活用した融資商品です。
当金庫は「地域のベストパートナー」として脱炭素社会の実現に資する事業を資金面で支援するとともに、お客さまそれぞれのSDGsを達成するための課題に応じたきめ細やかなサービス・商品を提供してまります。
融資先の概要
- 企業名
- バイオコーク技研株式会社
- 代表者
- 上杉 浩之
- 住 所
- 東京都千代田区一番町 6相模屋本社ビル 7階 713号室
- (沼津事務所:沼津市大諏訪 841)
- 業 種
- 水素化マグネシウム製造業
- 新事業計画の概要
- 計画名:「新製法による水素化マグネシウムの大量製造・販売」
- 当社は、水素化マグネシウム( MgH2、製品名:マグ水素)の工業生産方法を確立し世界特許を取得している。今般、新たに MgH2の大型・量産化製造装置の開発に成功。生産コストの大幅引下げにより更なる需要拡大が期待される。※水素は従来、石油等の代替エネルギーの1つとして注目されてきたが、安全な貯蔵・輸送方法に課題があった。マグ水素はマグネシウムと水素を結合させることで、高純度の水素を常温・常圧で安全かつ経済的・大量に貯蔵・輸送・供給することが可能。今後、水素自動車や非常用発電機の燃料電池用等として増産していく計画。
- 【マグ水素の用途例】入浴剤・化粧品原料、燃料電池用水素 (次世代エネルギー)、水素シート等
「バイオコーク技研株式会社」へのお問い合わせTEL:080-9813-9776(上杉堅一営業本部長)